2016年6月24日

子どもの頃のお話

保育園の頃
お友達にキティちゃんをとても上手に書く女の子がいて
その絵の真似を一生懸命していると
先生に
「あさこちゃんはあさこちゃんの絵を描かないと。
人のマネばかりしていたらだめよ」と声をかけられた。

「そうか」と思い必死で見ないようにして書いたのだけど
全く上手くいかず諦めた。

小学生になって
今でも名前の覚えているSさんはとても絵の上手な女の子で
外に出ての写生で隣同士でウサギの絵を描いていると

私は大きなウサギ小屋を書いて
柵の間に小さなウサギを書いているのに対して

彼女は活き活きと大きなウサギだけを書いていた。
子供心にすごい!!と感動した。

聞けば美術教室に通っているらしく
写生のたびに彼女の横へ座って
彼女の書き方を必死で見つめた。

木を描く時は茶色の太い筆で力強く筆を走らせ
幹を描き、その先に緑や黄緑や白で点々と
筆をおろすと、見る見るうちに一本のキラキラとした
光を浴びたような木が描きあがっていた。

私もそんな風に描いてみたかった。でも、マネはだめだからと
一所懸命自分の絵を描いた。全く上手くいかない。

中学生になって
美術は大好きだったけど、デザイン画の絵を描くとき
自分の絵って何なのだろう?とか
どう自分を表現して描いたらいいのかと悩んでしまって
提出できない事もあった。

大人になってから、
まねをしてもいいのだということに
ようやく気がつく。

しまったー。何でそんなことに気がつかなかったのかと笑った。

どんなすごい画家もはじめは真似からはじまるのだ。
アンティーク一つとっても海外への憧れだったり真似から
はじまっている。

それから、私はステキだと思ったことを
色々真似してみた
デザインだったり、器だったり、インテリアだったり。

そこから、自分らしさが出てくることも知った。

真似をしましょう。
良いと思うものの。暮らしでも、行動でも、言葉でも。
そこから、自分らしさや本当が見てくるから。

今も、そう思いながらお店に立つちっぽけな店主が
皆様をおまちしております。

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